#5 明日の自分に期待したら人生が徐々に崩壊する話【思考のミニマリズム】

明日の自分に期待したら人生が徐々に崩壊する話【思考のミニマリズム】

現代人は多忙です。
タスクが溜まっていく毎日。

仕事をこなしてもまた増えていく一方なので、掃除や選択を後回しにしてしまう。
「今日は諦めよう」
「明日は休みだし、今日は寝よう」

希望的観測だけで明日の自分にタスクを回し、いざ翌日になったらぐったりして何も進まない。

そしてダレてしまった後に何が来るかというと「自己嫌悪」。

物事を後回しにする副作用として一番重大なのがこれ。
あなたの人生を蝕んでいく厄介なヤツなので一緒に退治していきましょう。

自己嫌悪で人生は壊れる

大ダメージです。
自分を責めないことが大切。

失敗しても自分を責めてはいけない

何か失敗すると、あなたは自分を責めるはずです。
「またやっちゃった」
「やっぱり自分はダメだ」
「バカだから何もできないんだ」

それ、意味ありますか?

やるつもりだったことができなかった。
よくあることです。

上手くいかないことがあって自分を責めると自己嫌悪が加速します。
そうすると余計にイライラが蓄積されて、やる気が無くなります。

頭は痛くなるし、情報処理能力やタスク実行能力の著しい低下は避けられません。

意味、ありませんよね。というかマイナスです。

なので、とにかく自分を責めるのは辞めましょう。
サッと切り替えることが重要。

「いつも頑張ってるしな」
「1つだけ終わらせてみるか」

こう思えたなら今日のあなたは100点満点です。
とりあえず近くのカフェでコーヒーでも飲みましょう。

明日の自分に期待しない

未来の自分に期待する。
これは愚かな感情と言ってもおかしくはありません。

なぜなら期待するから生まれるのが自己嫌悪だから。
「明日の自分ならできる!」と思っているからこそ、いざできなくなると自分を責めてしまうのです。

なので期待は不要。

明日の自分は「ニート」だと思え

逆に明日の自分に絶望すると良いです。

期待とは真逆ですね。
「明日の自分は死ぬほど無能で怠け者で何もできない」くらいに考えておくことが大切。

であれば、いざ何もできなくてもガッカリしません。
さらにハードルが下がっているので、比較的やる気の出やすい環境を作ることができます。

どんどん未来の自分に絶望しましょう。

人は未来を予測するのが苦手な生き物

次の日が休日の場合、前日の夜に色々と計画しませんか?
ワクワクしてしまって頭に色々なアイデアが浮かんでくるのです。

「明日は絶対に早くに起きて英語の勉強をしてからオシャレなカフェに行って朝活。そこで本を1冊読んでから友達と合流してタピる。そこからパワースポットでインスタ映えするお寺でゆっくり。夕方はその子と軽くワインを飲んで解散。20時に彼氏と待ち合わせだから、それまでにコラムを2本執筆。今日は話題のお店をハシゴしてからバーでゆったりしたいなぁ」
のように恐ろしく具体的なプランが一瞬で思いつく。

前日はご覧の通り絶好調なんですが、翌日に目が覚めたら「えっ…もう11時じゃん…」なんてことも。朝活どころか友達との待ち合わせにも間に合いませんね。

これでは全てが台無しなので、同じように期待をせず、ゆとりのあるスケジュールを立てましょう。
万が一、早く目が覚めたら朝活に打ち込めばいいのです。
(友達との約束は守るべきですが)

要するに、ワクワクに囚われすぎず、ゆとりのある計画を立てましょう。
人は先回りして未来を予測することが苦手なので、自分の未来予想はかなり無駄。

上記は1年間の目標設定や転職など中長期的な戦略に関しても同じです。

どうせ無理なら、楽に生きましょう。
生きてるだけで丸儲け、ですから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です